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「雲」やら「霧」とは 一体なんのこっちゃ

2017年8月28日

クラウドコンピューティングという考え方はネット上にある計算資源を有効に活用することで勢力を増してきた現在の業界のメインストリームと言って間違いないと思います。インターネットを介して世界中のサーバー群に処理をさせるということから、「クラウド=雲」という表現が用いられています。

 

IoTという言葉が広がりを見せ、クラウドコンピューティングとAI技術の活用こそこれからのIoTの目指す道だとばかり考えていたのですが、クラウドへの一極集中がネットワークを逼迫させる恐れがあるということで中間処理をすべく、1年くらい前からシスコシステムズが提唱し出した「フォグコンピューティング」なるものが存在するようです。クラウドに対してデバイス側に一段近いことから「フォグ=霧」というようですが、エッジコンピューティングとの違いは、よりIoT専門のネットワークコンセプトとなっているのが、フォグコンピューティングの特徴らしいです。

 

一体どんなデータを未来では取得することになるのか? 期待を持っていいのか? なんだかとても仰々しい感じはします。とにかくデバイスがたくさん出回ってコストが下がることを切に願うわけであります。

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