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配線をしなくても通信可能なことは確実にメリットとして伝わる

2015年7月6日

先週、以前同じ会社に勤めていた先輩の社長さんに会ってきました。現在注文住宅の販売をされています。お会いしたのは5年ぶりで、一緒の事務所で働いたのはわずか半年。会社で半年しか接点がないっていうのはかなり短いほうですよね。なのに、実に3年くらい一緒に仕事をした感覚が残っています。その半年の密度が濃かったんですね。当時から、正面からぶつかって相手を説くという力のいる仕事をする人で、「自分が良いとウソ偽りなく思ったものでないと人には売れない」と言い続けていたのが印象に残っています。

 

いまはどんな形で住宅を提案しているのか聞きましたが、「自分は技術はないし、要領も良くないから、愚直に手で図面を書いて提案したり、ほかのどの工務店よりも現場写真を撮って施工状態を報告してできることを目いっぱいやって信頼を得られるよう工夫している」とのことでした。

 

家は人生で一番大きな買い物だと聞きます。丁寧な仕事で信頼を勝ち獲っているのが良くわかりました。また「つながり」とか「縁」をとっても大事にする人で、そこがうまくいってる秘訣かなと感じたことです。

太陽光発電のシステムとかHEMSとかにモバイル通信をからめてほしいという話をしようと思っていたんです。ただ昔からIT関連にはそれほど明るくない人で、先週初めてスマホに変えて頭が混乱しているとのことでしたので、「またの機会にします。」といって帰ってきました。でもIoT/M2M向けに配線をしなくていいというメリットだけは伝わったようです(笑)。

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