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ついに目を持ったロボットが一般的に。マッピングで地形を把握

先日、全自動式掃除ロボットの先駆者で全世界的に普及させた米iRobot社が新機種「ルンバ980」を発表しました。ルンバと言えば自動掃除機の代名詞的存在です。障害物を避けて部屋をくまなく掃除をしてくれて、終わると自動的にステーションと呼ばれる基地まで戻って充電体制に入ってくれます。子供のころに夢見た21世紀の世界そのものを実現してくれました(私は机や棚のうえなど3次元で動くヒト型掃除ロボットを想像していましたが)。今回の新製品はカメラを搭載したとのことです。

 

私はこのiRobot社の素性を知らずよくよく調べてみたらもともと軍事用のロボットに強みを持つメーカーで、売上のボリュームもそっちの方が多いんだとか。新規搭載されたカメラはvSLAM(Visual Simultaneous Localization And Mapping)を採用しています。スタンフォード大学のロボット工学研究から生まれたオープンソースのマッピング技術SLAMを活用したものなんだそうです。ちなみにvSLAMはGoogleが開発中の無人運転車などにも応用されていて、他のロボット掃除機メーカーではすでに搭載モデルもあります。カメラはルンバの文字通り「目」になって、部屋の中の特徴をマッピングしていくので、従来品は車輪がどの程度回ったかで測量していたみたいですから、部屋をまたいでの掃除ができるようになったり、従来は最大25畳だった掃除が可能なエリアも112畳相当まで拡大したりしています。スマホアプリで外出先から動作の確認ができるみたいですが、今のところ遠隔操作でモニタリングできるのかどうかは不明です。発売は10月10日でお値段は12万5千円(税別)とのこと。

 

私はしばらくの間自分で掃除します(笑)。でも技術的には素晴らしいです。

 

 

 

ルンバの公式サイトです。一番手前の窪み部がカメラですね。

ひとつのアプリで、自宅のエアコンの電源が入れられて、掃除の指示ができて、録画予約や、洗濯機回せる日が来るのも技術的には可能だと思いますが、実現するには障壁が多いんですかね?