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Bluetoothで変わる乾電池の使いかた

2015年12月1日

昨今、「既成概念を打ち破れ」なんていうスローガンをあちらこちらで見かけますが、電池にもその波はやってきています。

 

「電池にも革命を!」というコンセプトで作られた「MaBeee」(下記イラスト)が、製品化を目指して、クラウドファウンディングでの資金募集を展開しています。

 

 

メーカーであるノバルス社のホームページです。水色の内側に乾電池を収容しています。

 

この製品の特徴は乾電池製品をbluetooth通信で安価に制御できる点にあります。

詳細はこうです。単3型の電池形状をしたユニット内部に単4サイズの電池を組み込み、電池としての形状はそのままに外部と通信できるようにした。スマホを振ったり、傾きや声の大きさを認識したり、また通信距離によっても、出力を制御することができます。

 

例えば、電池駆動のおもちゃ(ミニ四駆やトミカのプラレールなどがそうですね)は、動き出したら最後、電池が無くなるまで動きっぱなしでした。それしか方法がなかったからです。ですがスマホとの通信で出力制御をすることで速度を調整したり、遠隔で止めることができるのです。電池残量を送ることもできるので、残りどれだけの時間動くのかも分かります。これはもうラジコンの領域です。

 

お値段は2本セットで5980円、2016年4月に登場が予定されています。電池に対するいままでの概念が変わることはとても大きな変革だと捉えてよいでしょう。

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