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データを貯めるだけは誰でもできる。今後のカギは活かし方

だいぶブログ更新をさぼってしまって申し訳ありませんでした。IoTとかビッグデータという単語だけが独り歩きしていて、なかなかイメージできない方もいると思いますので、私が感じた具体例をご紹介します。

 

昨年の9月24日付の当ブログ記事で私が自転車で通信障害にあったという話題に触れたかと思います。データを無線で飛ばしているからBluetoothが混線して音楽が飛ばないといった内容です。

 

最近このサイコン(サイクルコンピュータ)に心拍計を接続しました。これまでは自転車のペダルを回した回数(1分間の平均)と巡航スピードだけが表示されていたので、体にどれだけの負荷をかけていたのかはわかりませんでした。しかし!心拍というものはその時点で、体がどれだけ活動しているかを測るバロメータです。個人個人の運動能力が異なるからため、Aさんは150だけどBさんは170だなんてことがあります。当然記録したデータを管理するアプリがあり、これを通すと運動負荷別の心拍数がゾーン表示されるので、「最大心拍値の80%から90%の範囲で運動を2時間しました」「最大心拍値の90%以上の運動を30分しました」みたいな分析を勝手にしてくれるんです。ゾーンの区切りは任意設定なので思った通りの設定ができます。

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ゾーン別の運動時間が表示されています。この日の私の場合は最大心拍数が171。ゾーン5は170以上に設定していますので、170~171の負荷だった時間は1分53秒だったと記録してくれています。

 

このアプリは無料なのですが、メーカーの意図としては自社の端末を売りたいからということなんでしょう。実際はもう少し詳細な分析情報を手に入れるには、アプリの有料利用者として登録する必要があり、私も近々登録しようと思っています。非常に価値の高い分析情報だと思うからです。

 

このように集めたデータをどう見せるか、どう分析して付加価値のある情報としてお客様に提供できるかといった部分こそ、今後のIoTの肝になる部分だと思います。現状はまだデータを取ることに意味があって、それをどう活用させるかが考えられていないことが多いです。センシングは手段であって目的ではないと考えたほうが、ビジネスが広がっていって楽しいとは思いませんか? 自分の心拍数データとにらめっこしながら、そんなことを考えてしまいました。