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身近で感じるセンサーと回線の低価格化

5月9日の朝、東京メトロ銀座線でレールが破談して、運行できずに交通が混乱しました。昨年11月にもJR神戸線の架線が切れて電車が止まるという事故があり、8月にも京浜東北線で過電流が流れて架線が溶ける事故など、最近鉄道のアクシデントは増加しているように感じます。

 

ところでみなさんは、電車はお好きですか?私は乗りものは何でも好きなんですが、山手線に新型車両が投入されていることをご存知でしょうか?

20160516

見慣れない車両だったので試運転時に新宿駅で撮影しました。E235というらしいです。

 

このE235系新型車両ですが、まだ走っているのは1編成なので、ご存知ない方もいるかもしれません。デザイン監修がエンツォ・フェラーリやマセラティ・クワトロポルテをデザインした奥山清行氏であるとかネット上にはいろいろと情報があります。

でも動画モニターが車内にたくさんあって、車内の中吊り広告がなくなっているくらいならあんまり驚かないと思うんですよね。このページをご覧いただいているような方々であれば、車両内でIoTの一環でWI-FIサービスをやっているくらいでも反応としては同じなのかなと思います。

 

そんななか凄いと思ったのは、営業走行中にレールや架線の状態をモニタリングできるということです。レールのメンテナンス方法は、JRに関してはこれまで年に4回ほど専用の車両を走らせて、レーザーで計測する、また目視が主のようですが、E235に関してはレール軌道の検測と架線状況のモニタリングを営業走行中に実施するんだそうです。これをビッグデータとして集めて、正常値を設定。正常値を外れて異常値になった際に即交換できる体制を作っていくとのこと。いまはとにかくデータを集めている状態で、車両自体の電気部品の電流値も記録して交換サイクルに活かされていきます。

 

データを集めることは当たりまえになってきました。ここでも肝は集めたデータを解析して正常値の範囲を決めることですね。センサーをコスト的にたくさんつけられるようになったことが発想の転換につながったんだと思いますね。