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IoTとクルマは世の中をどう変えてくれるのか?

2週間ほど前ですが米Appleが英国のマクラーレン・テクノロジー・グループの買収に乗り出すのではというニュースがありました。少しクルマに興味があるかたなら、マクラーレンがF1の名門コンストラクターであるマクラーレン・レーシング・リミテッドを指すことはご存知かと思います。特にマクラーレン側が対話の事実は認めたものの買収については否定しましたね。

 

Appleは非公開の新規開発事業「ProjectTitan」で電気自動車の開発に取り組んでいると言われています。この事業は何度か立ち消えになったり復活したりしているので外部からは詳細がまったく見えないのですが、マクラーレングループにはレースチームと市販車企業の他に、電子制御を行なうコンピュータ開発を行なう企業があります。レースで培った最新テクノロジーのフィードバックから得られるものなのでしょうが、電気自動車はクルマを製造するうえでキーテクノロジーになるエンジンが不要なので、参入障壁が低いらしいんですが、電子制御の技術が欲しくてAppleはマクラーレンを吸収してしまうという方法を模索したのかもしれません。

 

 

よく自動車はセンサーの塊だと言われてます。数百のセンサーから得られている情報を集中ユニット(コンピュータ)で制御する。コネクテッドカーについては今まで車というローカル(LAN)で完結していたさまざまな情報が、IoTを活用してクラウド上にアップされていくのでしょうけれど、数千万台という膨大な接続台数を捌くプラットフォームや、集まったビッグデータをどう解析できるのか、また最終的にそのデータをどう活用すればみんなが幸せになれるのか? これらに真価が問われていくと思います。

 

コネクテッドカーの分野では6月にトヨタとKDDIが、7月にホンダとソフトバンクが提携を発表済みですし、つい先日ルノー日産とマイクロソフトのコネクテッドカーでの連携がニュースになったばかりです。

現在では考えつかないような新しいサービスにつながっていけば良いと思います。

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                                             Photo:Nissan 2015

画像は昨年の東京モーターショーでお披露目された日産自動車の革新的電気自動車のコンセプトカーである「IDS Concept」。カルロス・ゴーン社長のプレゼンによれば2020年までに複数の車種に自動運転技術「ニッサン・インテリジェント・ドライビング」を搭載する予定なんですと。