Route Seven

BLOGブログ

IoT×AI

2017年10月31日

最近メディアでも多く取り上げられている「人工知能」。人工知能が将棋やチェスの名人に勝った…なんてニュースをよく見ますよね。
株式会社ティファナドットコムが提供する人工知能(AI)接客・窓口システム【KIZUNA】を例に挙げて、AIがIoT分野でいかに活用できるかを今回は紹介したいと思います。

広大なアミューズメント施設や空港で、どこに何の施設があるか分からず案内板を見たり、スタッフに尋ねてみたり、パンフレット見たりという経験は誰にでも一回はある経験だと思います。こういった問題も、手元のスマートフォンが近くのビーコンの情報を拾うことで、正確に今の自分の位置情報を得ることができ、行きたい場所への道案内をしてくれます。それだけでなく、店舗やポスター、広告、オブジェなどとすれ違ったときに、店舗、施設が届けたい情報を送信することも可能なため、施設側も人のいる位置によって届ける情報を変更できるという点はメリットが大きいですよね。また、日・英・中・韓の4か国語で案内することも可能なため、外国人に向けての情報発信も可能です。

しかし、IoT×KIZUNAはこれだけではなく、Webサイトの行動分析と同じように位置情報の分析や行動分析を行い、人の滞留しやすい場所や広告効果の高い場所、行動のルートなどもデータを見れば分かるため、施設企業のマーケティング活動に活かすこともできます。
このようにIoTシステムを利用すれば、ショッピングモールやテーマパークなどで新しいアイテムが発売されたときに、その近くのエリアにいる人に向けて情報発信したり、待ち時間を有効に楽しく過ごせるような情報やコンテンツを提供でき、お客様や来園者の満足度にも繋がりますよね。
例えば、“30分”と待ち時間を設定すると、アトラクションの予想待ち時間が30分を切るとアラートで知らせてくれるなんて機能があれば、わざわざ自分で調べなくてもよくなりますよね。待つことが嫌いな私にとってはとてもありがたい機能です…

    一覧へ戻る