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姿の見えないサイバー攻撃の対象になる怖さ

2017年8月21日

「RemoteLock LS6i」というWi-fi接続型のリモートロック製品に別製品のアップデートファイルが当たったため、開錠できなくなるというトラブルが発生しました。影響があった台数は500台とのこと。同製品については簡易型民泊サービスAirbnbもパートナーとして採用していたため、騒ぎが大きくなっています。製品はサービスセンターに送って修理する必要があり、最短でも5~7営業日ほど影響をうける模様です。

 

ここで、IoTについて最近切り離せなくなってきたのがセキュリティです。今回のトラブルはアップデートファイルの配信違いですから、外部から侵入されたということではありません。ですが、悪意のある第3者が意図的に起こすことができるとするならば見えない脅威にさらされることになります。配信側のサーバが乗っ取られてしまえばそこまでですが、特定のサーバーとだけ通信を許可する方法や、インターネットに出ない閉域網などを使用することで、安全は担保できるかと思います。

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