Route Seven

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「判断」はいつまで人間?

2015年6月1日

週末はみなさん何をして過ごされましたか?

自宅でテレビでも見ていれば無問題だったのかもしれませんが、東京は土曜日夜8時過ぎに起こった地震の影響でかなり混乱しました。

気になったのは、六本木ヒルズをはじめとしたビルのエレベーターが、判明しているだけで1万3千台もストップし、復旧までに時間を要したということでしょうか?

 

 

最近は、「エレベーターには遠隔監視用のIoT/M2Mモジュールを積んでいて何か起こってもすぐに分かります」「自動で近くの回に停止します」なんて話をよく聞くようになり、翌日には影響の状態をほぼ正確に発表できるんです。それとともにこの分野は、IoT/M2Mを積極的に取り入れているんだなと思いました。しかし、これだけ普及はしていてもアクシデント後に安全確認と正常運転へ戻すという判断は、まだ人間の作業なんです。

鉄道についてもJRは復旧に約3時間を要しましたが、3.11の時と比べれば格段の進歩でした。あの日は鉄道は動き出すのに6~7時間かかりましたからね。

改めてIoT/M2Mがもっと進んで、安全確認ができる領域まで達することができれば、いいなと感じ、どうにかそれを実現させてやろうとも思いました。

 

不幸にもマンションの自宅に階段で帰らざるを得なかった方、またビルの上や、駅で待機を強いられた皆様おつかれさまでした。

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