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大量生産による未来予想図

2015年6月8日

先週火曜日から昨日まで「コンピューテックス台北」というITの国際見本市が開催されていました。情報は各サイトで伝えられているので詳細は改めてお伝えする必要もないでしょう。

 

昨今驚きを隠せないのが、「ベアボーンPC」というお弁当箱大の小型パソコンが増えてきたことです。スペックは高くないものの日本円で3万円程度(本体だけですが)でパソコンが手に入る時代になりました。PC1台数十万円だったことから考えれば、記憶容量は何千倍にもなり、価格は数10分の1になった。いまや携帯電話やタブレット端末が10万円超えなのにそっちが売れていく。PCも生き残りに必死なんですね。

これをIoTの世界に置き換えてみれば、今後接続台数が増えればどんどん価格淘汰が進んでいくと思います。安価になったから「ウチもやってみようか」と参入する企業もあり正しいスパイラルで金額はもっと下がっていくでしょう。

 

Apple社のiOS向けのIoTフレームワーク「Homekit」。これは対応する家電が、iPhoneやSiriで操作できるというものですが、製品がようやく数種類発売されました。まだまだ「それなり」という価格ですが、Appleだけでなく、こういった実現はとても重要でそれによってユーザーの選択肢が広がっていけばいいと感じました。

当ブログでも何度か取り上げているAndroidベースの「Brillo」とは少々狙いが違う感じですね。

 

Homekit対応製品の一覧はこちら

実際のページのイメージです。対応製品には必ず「Works with Apple Homekit」のロゴが入りますよ。

 

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