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保育士の負担軽減

2017年12月5日

株式会社リキッド・デザイン・システムズは、保育士の負担を軽減する呼吸見守りセンサー
「IBUKI PLUS」を開発し発売を開始しました。

保育施設では乳幼児の睡眠中、5分おきに呼吸を確認することが義務づけられているということをみなさん知っていましたか?わたしは知りませんでした。
これはうつぶせ寝による事故防止策の一環なんですが、これにより保育士さんに身体的、心理的な負担が増えています。5分おきに作業を中断して見にいかなければいけない、時間を気にしなければいけない。想像するだけでも負担が大きいというのは分かるかと思います。
そのような問題を解決するため保育園・託児所等の施設向けに「IBUKI PLUS」は開発されました。

 

特徴としては、
・横隔膜の動きを検知して呼吸をモニターするため、より正確に呼吸の見守りが可能になる。
・装置は身体に直接触れない非接触型のため、寝付いた子供の睡眠を妨げない。
・専用アプリの入ったiPadと連携させると、測定した呼吸数が自動的にアプリ内に記録されるため、呼吸チェック表の作業業務などの効率化も可能になる。

また、スイッチ切り替えで介護、成人の利用も可能な点も特徴のひとつではないでしょうか。

保育士をしている友人が何人かいますが、みんな口をそろえて「人手が足りない」と言っています。保育士は低賃金だといわれていますが、保育士本人からすると、低賃金ということよりも負担の方がストレスに感じている方が多いようです。園児と遊ぶだけが仕事ではありません。その裏に、連絡帳作成などしなければいけない作業がたくさんあります。このような装置を使って保育士のストレスや負担を軽減させてあげることも施設としてもとても必要なことだと感じます。また、呼吸数などその他の情報もわかるため、保護者の方も安心できるのではないでしょうか。

余談になりますが、私が生まれた頃はちょうどうつぶせ寝が流行っていた時期だった為か、生まれてからずっとうつぶせ寝です。
大人のうつぶせ寝は肩こりや腰痛を軽減させるんだとか…
気になる方は試してみてください。

 

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