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IoTで快適な睡眠環境づくり

2018年4月10日

今日からブログを担当します、鈴木です。よろしくお願い致します。
いきなりですが、今回の内容に入っていきます。

鹿島建設とNECネッツエスアイは2018年3月、病院多床室の設備を患者の好みに合わせて自動制御する
療養環境向上システム「NEM-AMORE(ネマモーレ)」を共同で開発したことを発表したようです。
これは、両社の持っている技術でバイタル情報を見えるよう数値化したり、
患者の睡眠状態を検知する生体センサーと、病室内の騒音、照度、温度などを測定する
環境センサーのデータをIoTの技術を活用してサーバーにて一括管理するシステムです。
そのデータを睡眠環境向上技術と照らし合わせ、室内環境の最適度を出し、
それに基づき、環境制御技術を用いて設備機器をリアルタイムで制御することが可能になるそうです。
この導入によって、一人一人の患者さんに合った室内環境を自動的に作ることができ、
患者さんは良質な睡眠を得られ深夜に目覚めにくくなり、夜間のベッド乗降やトイレに行く回数が減る、
転倒による怪我のリスク軽減などが多くのことが期待されそうです。
また、患者さんだけでなく、看護師や医師にとっても夜間の呼出コールが減りスタッフの業務負担の軽減、
就労環境の改善も見込める画期的なシステムです。

明るさだけなく、室温や音まで自動で自分好みの睡眠環境に調整してくれるのは素晴らしいですよね。
様々な分野で活用できるIoTの技術は本当に素晴らしいなと感銘を受けるものばかりです。
私は少し不眠症気味なので…このシステムが自宅の寝室に導入されれば毎日ぐっすり眠れるような気がします。
日本では睡眠障害で悩んでいる方が5人に1人もいるそうで、一般向けにも開発されたらと思います。
また、病院だけじゃなく、いろいろな場面で役立つのではないでしょうか。
老人ホームやホテルなどにもぜひ導入してほしいですね。
少子高齢化や人員不足が問題になっている現代にピッタリなIoT技術のシステムだと思いませんか?
近い将来、様々なところで導入されているかもしれません。

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