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サイネージの最新情報

2019年12月6日

最近噂でタクシーに搭載しているサイネージは乗客の性別などで流す広告を変えているらしいというのを耳にしました。
その時は「そうなんだ~」程度にしか思わなかったのですが、最近のサイネージはただの画面のように見えますが、
色々なセンサーで情報を集め賢く映像を流しているんです。
そこで今回は最新のサイネージ事情に関して書いていきたいと思います。

まずは「ダイナミックビークルスクリーン」というIoT機器を搭載したサイネージで、電車の温度や湿度を計測して、社内の混雑状況を把握しカメラからの情報で乗客の性別や年齢も把握することができるのです。そして、搭載されているAIによって乗客や状況に応じた広告を配信しているという。
また、災害時などの緊急の際は、すぐにサイネージに情報を表示することもできます。

次はAIを用いた自動販促サイネージです。
以前ブログでも最近のお店にあるカメラは防犯カメラだけの役割だけでなく、この動線でお客さんは商品を見ているな・・などの分析にも使用されているという内容の記事を書いたかと思います。
しかし、現在は情報収集、分析だけでなくAIカメラを活用し来店者の行動を分析し、行動に合った最適な広告をリアルタイムでサイネージや音声で配信しているんです。
このサービスは凸版印刷内の売店で実証実験がされており、来年1月からサービス提供開始される予定です。
他にも、旅行者や外国人向けに多言語に対応しているバス停のサイネージや、スマホなどでリアルタイムの運行状況が分からないお年寄り向けにバス停のサイネージにバスの接近情報や緊急時のお知らせなども流すバス停サイネージに変化しています。


最近サイネージパネルを街の中で見かける機会が増えたと感じることが多いかと思いますが、ただの広告や商品パネルだけの役割だけでなく、情報を収集分析するサイネージにどんどん進化しています。
これからさらに生活にサイネージが浸透することは間違いないでしょう。

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