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IoTは三つ巴

2015年6月18日

ほぼ半年前のことになりますが、タブレット端末を新調しました。選んだものは意外やWindowsタブレット。

いままで自分はスマートフォンもタブレットもAndroidを好んで使用してきたんです。これには理由があって最初から洗練されていたiOSとは異なり、Android OSの初期の出来の悪さから現在までの改変の歴史を知っているからだと理解しています。「出来の悪い子ほどかわいい」といった表現があてはまるかはわからないけれど・・・。

自分が今回のタブレットに求めたのは「Officeが動くこと」なので理由はこの後に記すとおりなのですが、
1)    Androidタブレットの端末価格が上昇したこと。(Appleはもっと高い)
2)    Microsoft Office対応がいつまでたってもされなかった(互換ソフトしかない、iPadは対応していたが編集が微妙)
3)    Windowsタブレットの価格の安さ
4)    Office正規版が完全に動く

1)については円高や、端末メーカーがAndroidについても特許使用料をMicrosoftに払うことになったので致し方ない部分もあると思われる。 2)今年になって対応したが最新OSが必須でアプリも重いといった問題点がある。 3) タブレット端末を含めた低スペックPCに対して、MicrosoftがOSについての補助金を出して、端末価格を抑えるような政策を取っていることから、同スペックでも他OSよりも安い。 4)PCとOSが基本的に同じなので、Officeの再現は完璧。

まあこんな理由です。用途や目的によってひとそれぞれあると思われますが、自分の場合はOfficeを使うという点と価格が決め手になりました。

 

今後IoTのプラットフォーム選びでもこのようなケースは十分考えられますよね。MicrosoftはモバイルデバイスのOS争いで負けたこともあって、IoT用の「Windows 10 IoT Core」を無料で提供してくることはおそらく間違いないと思います。「Google Brillo」、「Apple Homekit」などと比較しても、UIの再現性や開発者が使い慣れたWindowsという安心感から優位に立てる可能性は高いと思います。

 

最近はスマートフォンなどよりもWindows10に興味を惹かれる毎日です。

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