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スポーツ業界のIoT

2018年10月19日

先日、とあるテレビ番組で野球ボールを投げるとその投げたスピードや玉の回転などのデータがすぐに設定されたスマートフォン端末に送られるというものを見ました。そこで、今回はスポーツ業界におけるIoT化をご紹介したいと思います。

まず、スキー競技においてのIoTです。
実際に海外の競技コースに行かなくても精度の高い練習ができるように、現地で走行し測定した全地球測位システムデータや、記録した現地の映像を組み込み、競技コースの地面の傾斜や景色を再現することができます。
現地に行けないときもそうですが、シーズンオフでもその大会の会場に似た環境で練習できるのは大きいのではないでしょうか。

また、競技自体のIoTも進んでいるのですが、大会運営側もIoTの活用も見られています。
東京マラソンでは、警視庁がNECとともに安全で効率的に運営するため、一般ランナーと並走する警察官「ランニングポリスマン」にIoT機器のカメラを装着させ、ランナーの様子や不測の事態の映像を警視庁に即時送信できるようになっています。
ゴール付近に設置したカメラの映像から、周辺の混雑状況を高精度にリアルタイムに検知する仕組みも試されています。

東京オリンピックももう少しなので、ここからさらにスポーツ業界、競技にもそれを支える運営側もIoT化され、進化すると思います。
競技のジャッジをIoT化することにより審判によるジャッジの偏りも少しは透明化し、競技者や観客もストレスなく見ることができ、盛り上がること間違いなしですね♪

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