Route Seven

CASE事例

通信コストの大幅ダウンが実現

トントン拍子に商談が進んだ低コストMVNO

御社の事業内容を簡単に教えてください。

私達のサービスは、主にスマートフォンを使った動態管理、つまりトラックの位置情報などをセンター側で把握できるシステムを提供しています。スマートフォンがない頃にハンディ端末でスタートして、携帯電話、そして現在のシステムになりました。
スマートフォンは基本料金が高いので、以前は通信コストがネックでした。トラック数百台の大企業にもなると、ランニングコストが非常に高くなるのです。十年来のお客様の運送会社様は、システムを一新したいけどコスト面で踏み切れず、2年近く商談が行き詰まっていました。
そんな頃、MVNOのRoute7が展示会に出展していて、コストの相談をしたところジャストフィットするプランを提案してもらいました。その運送会社様に新しい費用を説明するとスムーズに話が進み、システムを切り替えることができました。

フルオーダーメイドで差別化を図る

他にはどんなサービスを提供されているのですか?

位置情報の他は、トレーサビリティ業務です。幹線の大きなトラックから支線の小さなトラックに分岐して荷物を運びますが、分岐で間違うと大問題です。伝票と荷物のバーコードを照らし合わせて検品し、分岐する度に荷物が間違っていないか、時間通りに来ているかをスマートフォン端末で管理します。時間管理の厳しいデリケートな荷物を運んでいるので、ジャストインタイムでなくてはなりません。
競合他社が多いので差別化が重要で、我々はパッケージをベースにしながら、お客様のニーズに合ったフルオーダーメイドを売りにしています。お客様によって管理したい内容が違うので、ニーズをヒアリングしてカスタマイズしています。


Route7を選んだ決め手は何でしたか?

当時、雑誌などで「SIMフリー」の特集が組まれ、家電量販店では数百円で売っていましたが、業務利用なのでもう少し安くならないかと思っていました。そんな頃Route7を見て、「これは使える」と思ったのです。本来なら動作確認して決めるのでしょうが、「とにかくRoute7でやる」と腹をくくりスタートしました。
運送会社様専用のオリジナルプランを作ってもらい、技術サポートもしてもらいました。これは恐らく、他の通信業者ではできないと思います。ですからRoute7を選んだ決め手は、お客様に合った性能、合ったコスト、サポート態勢の3点ですね。

通信を見える化できる類を見ない管理ツール

My Routeマネージャーは活用されていますか?

普段はパケット量の確認に使っています。端末の増加に伴いパケット量も増加して通信ロスが出たり、リトライが必要になったりすると、通信帯域を太くする検討が必要になります。My Routeマネージャーは、通信を見える化できる、他にない管理ツールなので、お客様にもスムーズに説明できます。また、SIMやドライバー名で検索できる機能は、多くのお客様が便利に使っています。
動態管理は特殊なパケットオンリーなので、スマートフォンですがインターネットを使えないようにしています。導入当初は、ドライバーさんが知らずにインターネットから大きいデータをダウンロードして、システムが動かなくなることもありました。現在は、「特定接続先サービス」というRoute7の機能を使い、業務サーバーにしかつながらないようにしています。

Route7導入後の具体的効果を教えてください。

前出の運送会社様では、運用コストが大幅に下がりました。1台あたりの通信費は約86%カット、約450台使っているので、年間約700万円のコストダウンが実現できました。今までは運用コストを提示した瞬間、高額すぎてお客様は驚かれていましたが、新規のお客様にも勧めやすくなりました。
Route7を見つけなければ、このビジネスは実現しなかったでしょう。 私どもは、常にお客様の要望の20%増しで応えるビジネススタイルを目指しています。今後は、セキュリティに厳しいお客様も満足できる、特定接続先サービスのさらなる強化を期待しています。


ウィンクス株式会社
所在地  鹿児島県鹿児島市城山町16番25号
創業   2003年12月18日
資本金  2,000万円
従業員数 15名(2017年3月現在)
URL     http://www.winx-sakura.jp/index.html
取扱品目・事業内容
受託ソフトウェア開発、パッケージ販売、パッケージカスタマイズ

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