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『3G回線』~3G、LTE、4Gの違いは何?~

2021年2月1日

テーマ 『3G回線』
~3G、LTE、4Gの違いは何?~

前回のブログでは、3G回線がサービス終了する背景について書きましたが、
今回はそもそも3G、4Gって何が違うの?という部分について書きたいと思います。

まず、3Gについてです。
3Gとは携帯電話における通信規格を意味し、第三世代を表す「3rd Generation」の略称として使用されています。
通信速度が遅いというデメリットが存在しますが、電波が届く範囲が4Gよりも広く、多くの場所で通信できるという特徴があります。
3Gの状態では、動画再生やネットサーフィンを行う際に快適に操作できないのでスマートフォンなど人間が使用する点では
適しませんが、低速のデータしか扱わない場合は4Gよりも広く電波が届くことから3G回線を依然使用している機器はとても多いです。

LTEとは3Gより後に登場した通信規格で、長期的進化を意味する言葉「Long Term Evolution」の略称です。
3Gと4Gのちょうど中間に位置する通信規格のため、3.9Gとも呼ばれたりもしますが、
LTEを4Gと表す事業者も多く、現在は4Gとしてとらえてもなんら問題はありません。
4Gは第四世代を表す「4th Generation」の略称として用いられ、3Gよりも通信速度は格段に速いです。

大きく違うのは通信速度です。しかし通信速度が速い方がいいからといった理由や、
今回の3Gのサービス終了に伴うリプレイスとして3Gが使えなくなるからといった理由で、
単に4G(LTE) のSIMをを契約すればいいということにはなりません。
どういったことに注意をする必要があるのかという部分を次回のブログで書きたいと思います。

前回ブログ:『3G回線』~3G回線の終了する背景とは~

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